「民話と伝説のふるさと遠野」は馬産地としても知られています。いまも市内の農家の人たちは、神様が馬に乗って山から降り、田んぼと馬産を見守ってくれるという故事により民俗行事「馬ッコつなぎ」を毎年、植え付けが終わ [...]
「民話と伝説のふるさと遠野」は馬産地としても知られています。いまも市内の農家の人たちは、神様が馬に乗って山から降り、田んぼと馬産を見守ってくれるという故事により民俗行事「馬ッコつなぎ」を毎年、植え付けが終わってひと息つく6月上旬に行っています。ワラで作った小さな馬か、版木で刷った馬を二頭ずつ、田んぼの水口につなぎ、神さまを迎えます。今年も豊作であるようにと願う。素朴なこの行事の起源は定かでありませんが、阿曽沼氏が遠野地方を治めた古い時代にさかのぼると言われ、馬と共に生活してきたこの地方の人たちの信仰行事として受け継がれてきました。同じような信仰行事は、県内各地域に残っています。(いわての競馬史より)